「軽貨物と運送」の今までとこれから

軽貨物・トラック・ドライバー

軽貨物ドライバーの点検は車検だけ?誰でもできる日常点検とメンテナンス

こんにちは、HYです。

これから繁忙期と冬の時期に入ります。忙しくなるとイレギュラーが起きやすく、寒くなると、バッテリーが上がりやすくなりますよね。
様々な例を挙げると。

・適切なタイヤの交換や、空気圧の調整が行われていなかったため、タイヤが破裂し、事故を引き起こしてしまった。

・オイル交換が行われていなかったため、エンジン内部の部品が損傷し、エンジンが停止してしまった。

・エアコンが故障し、夏場に涼しい空気が出なくなった。

自分(Hy)の例を挙げると、20歳の時に、オイル交換を怠ってエンジンを焼け焦げにした思い出がありました。あの時は20万円の修理が来たのを覚えてます。若いですよね(笑)

なぜ、このように様々なことが起こるのかを考えました。

その理由はシンプルで、車の劣化ももちろんありますが、点検・メンテナンスを疎かにしているのが一番の原因です。

自分の焼け焦げ事件は自業自得ですけど...。


それを踏まえて今回は、点検・メンテナンスの重要性について本記事で、解説していきたいと思います!

車両の点検・メンテナンスって、車検だけ大丈夫?

なぜ、車検を通しているのにも関わらず点検やメンテナンスが必要なのか。

車両の点検には車検日常点検法定点検があります。

車検(検査)を説明すると「安全・環境の面について国が定める基準に適合しているかどうかを一定の期間(2年に一度)ごとに確認するものであり、次の検査までの安全性等を保証するものではない。」というものです。

日常点検とは「車両を安全に保つために自分でも行える点検です。」日常点検1日に一度行うのが良いとされています。

法定点検とは「故障を未然に防ぐために点検し、必要な整備を行うものです。」
軽貨物車両の場合、12ヶ月点検(法定1年点検)と24ヶ月点検(法定2年点検)があります。

法定点検には期限を決められているわけではなく、何かの罰則もありません。車検の時のタイミングで受けていることが多く、忘れられがちです。しかし、軽貨物車両が安全に公道を走れるよう車が故障していないかを事前に点検整備するもので、車のトラブルを未然に防ぐ役割をしています。

起こりえる故障と原因

故障は、なぜ起こるのでしょうか。

結論から言うと劣化と点検不足によるものが多いとされています。

故障は急にやってくるものです。
よくある原因を挙げると、

  • エンジン系のトラブル
  • エアコン系のトラブル
  • タイヤ系のトラブル

    このような故障が主に多いです。

    それでは、起こりえる故障の例と原因を挙げていきます。

バッテリーが上がってしまった

原因

・バッテリーの劣化
・充電不足
・ライトの消し忘れ

配達中にバッテリーが上がってしまい配達が不可能になってしまった。

タイヤがパンクしてしまった

原因

・釘など踏んでしまった
・空気圧が減少していた
・タイヤのゴムが劣化していた

タイヤがバーストしハンドルが効かなくなり反対車線に進入し正面衝突の事故を起こした。

エアコンが効かない

原因

・エアコンガスが減っている
・エアコンフィルターが詰まっている
・部品が故障している

真夏の配達中にエアコンが効かなくなり暖房しか出なくなった為、熱中症になった。

オイルが漏れている

原因

ガスケットの劣化
・オイルパンの破損
・ドレンボルトのシール不足

エンジン周りの点検を怠ったため、エンジンが焼き付き20万円の修理代がかかった。

電球が切れている

原因

・劣化してしまった。

電球が切れていたため警察に注意を受けた。

※ブレーキランプの不備の場合、交通違反点数は2点です。反則金は普通車が9000円、二輪車7,000円、原付6,000円です。

テールランプの場合、違反点数は1点になります。反則金は普通車が7,000円で二輪車6,000円、原付5,000円です。

点数が引かれおまけに反則金も払わないといけません。このような事態が起こらないためにも点検は必要不可欠ですよね。

オーバーヒートを起こした

原因

・冷却水不足・漏れ
・エンジンオイル不足・漏れ 

車両がオーバーヒートを起こし、エンストしてしまい動かなくなってしまった。

このような故障は起こりえるもので、お金と時間の無駄になりますよね。

故障を減らすためには、日常点検とメンテナンスが必要になります。

日常点検とメンテナンスといってもなにをすればいいのでしょうか。

僕も最初は乗るだけが仕事だと思っていました…。

その問題を解決するために解説していきます。

軽貨物ドライバーの自分でもできる6項目の日常点検について

自ら行える、日常点検について解説します。

日常点検項目

  • バッテリー液量の点検
  • タイヤの点検
  • ブレーキの点検
  • エンジン周りの点検
  • ライトの点滅・点灯の点検
  • ワイパー・ウインドウォッシャー液の点検

1.バッテリー液量の点検

  • 液量が十分かチェックすることです。液量が適正範囲内にあるか確認し、不足していればバッテリー液の補充が必要です
  • 電圧計でバッテリーの状態を点検する。

    補足としてバッテリーの寿命は2年~3年が目安

2.タイヤの点検

タイヤの点検には4点の項目があります。

  • 空気圧の確認
  • 溝の深さの確認(1.6mm以上)であること
  • キズやひび割れの有無
  • タイヤのナットの取り付け状態の確認

    ・空気圧はガソリンスタンドで、給油の時に確認すると良いです。空気圧は車によって決まっており運転席のドアを開けて左下に適度な空気圧量が載っているので確認すると良いでしょう。

3.ブレーキの点検

  • ブレーキの利き具合。
  • エンジンを始動してブレーキペダルを踏み込んで床との隙間を点検します(ブレーキの踏みしろ)。
  • ブレーキ液の量の確認。
  • パーキングブレーキの踏みしろ(引きしろ)の確認

床板とのすき間が少なくなっているときや、踏みごたえがやわらかく感じるときはブレーキ液の液漏れ、空気の混入によるブレーキのきき不良のおそれがあります。

4.エンジン周りの点検

  • 冷却水の確認
  • ファンベルト張り具合の確認
  • かかり具合、異音の確認
  • エンジンオイルの確認

    ・冷却水の確認はエンジンルームのリザーバ・タンク(半透明の樹脂製タンク)のメモリを見ます。液量が規定の範囲(MAX~MINやFULL / LOWなどの表示)にあるかを点検します。

    ・エンジンを始動する前に確認するのが良いです。エンジンを始動した後では温度が上がりエンジンオイルが上昇してくるので、本当のオイル量を確認することができません。平らな場所でエンジンを切り、オイルレベルゲージ(エンジン内のオイルを確認するためのわっかのついた棒状のもの)を抜き取り、タオルでオイルを拭き取ります。拭けたらオイルレベルゲージをいっぱいに差し込みます。もう一度、抜き取りエンジンオイルが付着している部分(2つの穴かHとLの間)の範囲で残量を確認します。オイルが2つの穴の間に付着していれば適量です。

5.ライトの点滅・点灯の点検

  1. ライトの点灯の確認

    1:ヘッドライト 

    2:スモールライト 

    3:ウインカー 

    4:フォグライト 

    5:ナンバー灯

    6:ブレーキランプ(テールランプ)の確認

    7:バックアップライトの確認

6.ワイパー・ウインドウォッシャー液の点検

  • ワイパーの点検
    ・ワイパーゴムの劣化
    ・錆びの確認
  • ウインドウォッシャー液の確認
    ・足りない場合は補充する

どの項目も月に一回ぐらいのペースがいいとされています。

定期的点検・メンテナンスでの部品の修理・交換時期について

先ほどの項目では、自分でもできる日常点検についてまとめてみました。

しかし、日常点検を行うだけでも時間と手間がかかるし、仕事をしながら車にも気を使わないといけないですよね。

そうなると仕事に集中できません。

軽貨物ドライバーの仕事を行う上で、いつ頃が部品の修理・交換時期であるかがとても重要です。

そこで部品の修理・交換時期について、僕の経験にもとづいた表を作成してみました。

点検項目 目安頻度 目安価格
車検 2年 8万円~15万円
法定点検 1年 1万円前後
オイル交換 1ヶ月に1度
(3000km~5000km)
1000円~3000円
オイルフィルター交換 2ヶ月に1度 2000円~3000円
バッテリー交換 1年半が目安 1万円~3万円
タイヤ交換 9か月~1年に1度 1本: 4000円~8000円 全部: 2万円~5万円
エアコンフィルター交換 1年に1度 3000円前後
車の状態や使用状況によって異なるため、実際の費用は変動する可能性があります。

まずは目安頻度について、仕事内容や走行距離によって変わりますが、表のとおりで間違いないです。この目安頻度を守る事で車が長持ちし故障を避けることができます。

面倒かと思いますが、最低限のメンテナンスを行うことで仕事に支障なく稼ぐことができるのです。

それと目安価格について、全ての点検の合計は大体25万円~40万円くらいになります。

2年間の間にこれぐらいかかるという事です。前もってお金を置いとくことをお勧めします。あくまでも自分で車両を購入した人向けです。

目安頻度と目安価格を先に把握しておくことで慌てずに仕事に取り組むことができるので是非参考にしてみてください。

まとめ

改めて点検って、とても重要ですよね。

稼ぐためには車が正常に動いてくれていないとできないことですし、一歩間違えば大事故にもつながりかねません。

これから始める方は、このことを頭にいれておいてください。

点検目安と金額の目安は載せてあるので、是非参考に軽貨物ドライバーを始めて下さい!

そんな私も怠らないように頑張ります!

また、良い記事を書きます。ぜひ見てください!

軽貨物の車両は購入、レンタル、リースのどれがいいのか?

どうもHyです!

いよいよ年末ですね。軽貨物業界は稼ぎ時!安全は第一に。
配達は早いに越したことないですが、冷静に行きましょう。延着やイレギュラーは絶対に起こります。稼いで良い年越しにしましょ!!


さて、軽貨物の車両問題!

あなたの車両は自分の車ですか?リース?それともレンタルですか?それぞれに、メリットデメリットはございます!

 

持論ですが、結論から言いますと、断然自分の車両を購入する!です。


なぜなら、「気を使わなくていい」からです!例えば、もし車両を擦ってしまったとしましょう。委託会社から借りると「擦ったやろここ!」と間違いなく問い詰められると思います。けれど、自分の車両だと「直せばいいっか。」で蹴りがつきます。断然、購入した方が気持ちは楽ですよね(笑)※あくまで擦った場合です。

このように購入のメリットはまだまだありますが、デメリットも出てきます。もちろん、レンタル・リースにもメリットデメリットがあるので、今回紹介していきます。

 

車両選びに悩んでおられる方はこの記事を読んでいただき参考にしていただければと思います!では、行きます!

 

車両は自分で用意しなくても仕事が始められるの?

結論から言うと、始められます。
車両を用意しなくても始められるのが軽貨物業界
です。

買う方がお得じゃないの?借りたときの保証ってどうなるの?

それも大丈夫です。どの方法にもメリット、デメリットがあり、よし悪しがあるので、一番自分に合っている方法を選ぶのがいいと思います。

車両選びにも、ベテランの方と初心者の方では違いがあるので読み進めて参考にしてみてください。

では早速、方法がつあるので紹介していきます。

1.委託会社から借りる
2.車両をリースする
3.レンタルする
4.車両を買う

1.委託会社から借りる

一つ目は委託会社から借りる方法です。初心者向きです。
委託とは会社員とは異なり、委託会社業務委託契約を結び仕事を行うことです。

簡単に言いますと「一人社長」になり、委託会社から仕事を請け負います。

その際に、

「あれ?仕事をいただいても車両がないな?どうしよう?」

そんな時は大丈夫!委託会社から車両をリース(借りる)できます。
毎月の売り上げ(給料)から天引きという形で引くことができるので
車両がなくても安心です!

初心者でもその方法なら、すぐ始めることが出来ますね。

委託会社のほとんどが、軽貨物車両を何台か所有しています。

さて、車両を借りたとします。どれぐらいの金額がかかるのかといいますと、
車両のリース代の相場が...

    月々25000円~40000円

会社によっては1日800円で貸出というところもあります。

委託契約と同時に車両のリース契約も行います。
委託会社によって様々で、契約の際にしっかりご確認ください。

ちなみにガソリン代は基本的に自分持ちになると思いますが、メンテナンス代や保険料は会社がもってくれる委託会社が多いです。

なので、万全の状態で始めることができるのです!

委託会社から借りるメリットデメリット

メリット

・仕事をすぐに始められる

・相場は25000円から40000円

・メンテナンス代や任意保険もリース代に含まれている

個人事業主はローンを組みずらいので、委託会社からリースできるのは何よりのメリット

デメリット

・借りた車が中古車であること

・ガソリン代は自分で払わないといけない

・オイル交換やメンテナンスは行わないといけない場合がある


・月々の支払いをしても自分のものにはならない

2.車両をリースする

2つ目はリースする方法です。

カーリースとはご自身が選んだクルマを一定期間(契約期間)、月々定額で乗れる支払いプランの事です。

車検・点検代、各種税金、メンテナンス費などもすべて定額料金に含まれているため軽貨物ドライバーを始めるにあたり、少額ですぐに始めることができます!

最近では、軽貨物専用のリース会社が多数ありますので、これから軽貨物を始める方には心強い味方になるでしょう。

車両をリースするメリットデメリット

メリット

・すぐに業務を始められる

・新車や自分の気に入った車でリースできる

・車のことをよく知らない人でもリース会社がやってくれるので大丈夫

・資金が少なくてもリース代を月々払うだけなので、低コストで始められる

・最大のメリットは税金や保険・車検も全て込みですし、面倒な手続きや書類仕事も基本的にはなし

・毎月一定の金額のため、経費として落としやすい

デメリット

・走行距離に制限がある

・契約したら途中で解約できない


・車両本体代や税金・車検などの様々な諸費用込みのため、毎月のリース代金は決して安くない


・日常的な使用で発生した不具合や事故・故障時の修理代も、契約内容次第では自分持ちになる可能性がある

3.レンタルする

3つ目は車両をレンタルする。リースとの違いは契約期間の長さです。

リースは長期間に対し、レンタルは短期間(1日から)の契約になります。これが大きな違いです。

レンタルの特徴は、自分で利用した時に料金を支払って一時的に車を借りて使い、利用が終わったら返却するというサービスです。どちらかというと短時間での利用を目的としています。

レンタルするメリットデメリット

メリット

・短期間からで借りられる
・すぐに業務を始められる
・途中解約が可能
・保証が充実している

デメリット

・車両本体代や税金・車検などの様々な諸費用込みのため、毎月のレンタル代金は決して安くない

・リースと違い、保証が手厚くなく事故などがあった場合、損害賠償なる可能性がある

4.車両を買う

4つ目は車両を購入するという方法です。

今まで紹介したものはどれも借りるという方法でしたが、最後に紹介するのは購入するという方法です。

これから長い間、軽貨物ドライバーをする方は新車にするとよいでしょう。色などフォルムを変えることが可能なのでプライベートに併用して使用することができるでしょう。

中古車の購入もおすすめです。なぜなら、メンテナンス次第で長持ちするからです。長持ちする車両なら25万km以上走る車もあるので安く手に入れたいなら中古車がおすすめです。

車両を買うメリットデメリット

メリット

・自分の所有になる

・カスタマイズもできる


・新車なら長持ちし、中古車ならコストを抑えられる


・自分の所有なので、どこでもいつでも仕事ができる

デメリット

・全て自己責任

・手続きやメンテナンスもすべてやらないといけない


・黒ナンバーを自分で取得しないといけない


・新車は初期費用が高く、中古車はメンテナンス代がかかる

まとめ

軽貨物を始めようと悩んでいる方、いかがだったでしょうか。

車は買うという方法だけではなく、レンタルやリースという手段もございます。

初期費用が高いな。メンテナンスや手続きが面倒だな」という方は断然レンタルやリースです。

そろそろ軽貨物が慣れてきたな。これなら続けていけるな!」と思うなら車両購入の検討も考えていいかと思います。

私の意見としては、まず委託会社からリースし慣れてきたタイミングで自分の車両を購入する方法がおすすめです。


最後にこの記事を読んで、少しでも参考になってもらえたらと思っています。


軽貨物(宅配)ドライバーの配達時の必需品・事務用品・便利アイテム!

こんにちは!Hyです。



 

これから、軽貨物(宅配)ドライバーを始めようとしている方や始めたばかりの方!
軽貨物の仕事を始めるとこんな疑問が出てくると思います。

 

こんな時、あのアイテムがあれば便利なのに!
あのアイテムがあれば困ることもなかったのに!

最初は右も左もわからないと思います。
どのようなものが必要で、どんな時に使うのかというところから始まります。

実際に私も最初の方は苦労し、配達をしていました。この仕事を始めたときは、仕事を覚えたり、流れを掴むのに必死なので、他のことに目を向けてる暇がないです。それに、様々の状況が起こるのが軽貨物の仕事ですよね。その時点で心が折れたりすることもありました。

しかし、このような経験をしてほしくないので、配達時に困らないための必要な道具、便利なアイテムをこの記事で紹介・解説していきます。

 

軽貨物ドライバーの必需品4選!

 

まずはじめに、配達の際には欠かせない必需品4選を紹介していきます。これがないと配達はできません。

 

軽貨物ドライバーの必需品

1.車両
2.台車
3.スマートフォン
4.住宅地図

 

車両

 

 

当たり前のことですが、車両を運転して配達する仕事です。
車両がなければ、軽貨物の仕事は出来ません。

軽貨物の車両を用意する方法が何点かあります。

・自分で購入する
・委託会社に借りるか
・レンタルリース会社に借りる

この選択肢のどれかになります。

車両を自分で購入する場合、車検やメンテナンスが必要になります。
保険にも入らないといけないですが、自分の所有なので気をつかうことなく車両に乗ることが出来ます。

台車

2つ目の必需品は台車です。理由は2つあります。

1.宅配の荷物の種類は

・段ボール
・封筒
・重量物では水や印刷物
・機械類に筋トレ道具など50㎏近い荷物
様々です。

荷物の比率は軽い荷物が9割、重い荷物が1割程度とイメージしてもらえばいいかと思います。

その1割の重い荷物を運ぶときに台車が登場します。

2.マンションでの配達の際に活躍します。

理由は、部屋まで行くのに時間がかかるので、台車があれば体力的に楽です。あと、マンションの配達の際は複数件の配達があるので、その際も台車があればとても便利です

軽貨物(宅配)ドライバーの中には「自分は手で運ぶぞ!」という方もおられますが、体力や腰痛、配達の効率化の事を考えると、無理せずに台車を購入し使用することをおすすめします。

コーナンやホームセンターで3000円ほどで売ってます。

スマートフォン

3つ目はスマートフォンです。

日常ではなくてはならない存在ですが、軽貨物の仕事にも大活躍します。

なぜなら、
・軽貨物ドライバーの仕事は連絡が命
・ナビアプリが重要
おすすめはGoogleマップかゼンリンアプリです。

住宅地図

4つ目は住宅地図です。

これがないと配達はできません。ゼンリンの住宅地図というところがポイントになります。

普通の地図は、明確に一つ一つの住所が示されていませんが、ゼンリンの住宅地図の場合、建物の住所や表札・テナント、入り口の向きなどが明確に表記されており、配達するのにすごく優れています。

軽貨物ドライバーに必要な事務用品、便利アイテム

配達を始める際には、身の回りの物も必要になってきます。

軽貨物の仕事は配達するだけが仕事ではないです。日報を書くことや配達伝票の整理、そして荷物の修繕を行わないといけない場面もあります。

その際に必要なものを紹介していきます。

  1. ボールペン
    ・無くなることが多いので3本ぐらいのストックがあってもよい
  2. ガムテープ
    ・配達する際に段ボールが破損している場合の補修時に必要になる
    ・集荷時も梱包する場合があるため、その際に必要になる
  3. 軍手
    ・けがの防止や手が汚れることを避けることができる
    ・冬には軍手なしには仕事ができない
  4. 仮伝票、領収書
    ・基本は委託先の配達伝票があるので必要ないですが持っておくと便利
    ・領収書も必要な場合がある
  5. バインダー(伝票サイズのバインダー)
    ・日報を書く際などに必要
    ・伝票サイズのバインダーはお客様がサインしやすいため、持っておくと凄く便利
  6. カラーペン(水性)
    ・住宅地図に色分けしてエリア分けや行先の振り分けができるので便利
  7. 目玉クリップ
    ・宅配の場合、伝票を何枚も保管するため、まとめておく際に必要
    ・色々な種類のクリップがあれば種類分けもできる
  8. 収納ケース
    ・事務用品をまとめて収納できるケースがあると必要な際に取りやすくなるので便利

これぐらい揃っていれば、配達の際に困ることも少ないでしょう。

100円均一には、ある程度の物が置いてあるので軽貨物ドライバーを始める際には、ぜひ行ってみてください。

配達時の便利アイテム8選

配達の際に「あれがあればもっと効率よく配達できるのになぁ!」と思うことがあると思います。これがあると無いとでは180度変わります。

腰袋

腰袋とはその名の通り、腰からぶら下げるポーチのことです。事務用品をいれるのに最適なアイテムになります。

ボールペンやスマホがすぐ取り出せるので非常に便利です。

大手委託先の運送会社では腰袋を配達員に配布している会社もあるので確認してみて下さい。

消臭スプレー

何故、消臭スプレーがいるのかと疑問を持つかと思います。その理由は、たばこのにおいです。お客様にクレームをいれられ、契約解除というパターンがあります。

喫煙者からすると、吸えないというのは中々しんどいことですよね。なので、そんな時に消臭スプレーがあることで業務中でもタバコが吸えて、においを消すことができます。

合わせてガムもあれば口臭も隠すことができます。

カーチャージャーソケット(スマホ充電器)

配達時にはスマホや端末を使います。
スマホや端末のバッテリーは1日持たない場合があるので、カーチャージャーソケット(スマホ充電器)を車に置いとくことでその不安も解消されます。

ワイヤレスイヤホン

配達時に電話することは多くなります。運転中にかかってくることもあるでしょう。

運転中に出てしまうと違反になるので、そんな時に便利なアイテムがワイヤレスイヤホンになります。

運転時にも電話対応ができるので、止まることなく業務を行えるので、配達の効率化につながるでしょう。

折りたたみコンテナ

配達の際、封筒サイズの荷物や小物の荷物があります。非常に小さく細いため紛失する可能性があります。

そんなときに活躍するのがこの折りたたみコンテナです。コンテナの中に入れておけば無くなることも防げますし、マンションの配達で複数件の配達先がある場合にも、まとめておくことが可能になります。

それと、コンテナを折りたためるので邪魔にならないという利点もあります。折りたたみコンテナがあることで配達の効率が上がる事、間違いなしです。

ブースターケーブル(ジャンプスターター)

車を運転する際にバッテリーが上がる場合があります。

軽貨物ドライバーの仕事では、停車や発進・ハザードランプをつけることが多く、バッテリーに負荷がかかる場合が多いです。

そのため、業務中にバッテリーが上がることを想定していないといけません。

ロードサービスに頼むのも一つの手ですが、値段が高いです。

そんな時に、ブースターケーブルは非常にお手頃価格で便利がいいです。バッテリーが上がった場合、近くにいる配達仲間にバッテリーをつないでもらうことで緊急の措置ができます。

さらにジャンプスターターがあるとさらに便利です。これを持っていれば、配達仲間に頼まずとも自分でバッテリーを回復させることができます。

どちらも非常に便利なアイテムです。Amazon楽天市場で売っています。

ブルーシート

ブルーシートの用途は2点あります。

1つ目は荷物の仕分けに役立つ

お客様のお荷物なので、地べたに置くことはあまりよろしくありません。ブルーシートを敷くことにより回避することができます。それとブルーシートを広げることにより荷物の仕分けも広々とできるので最適です。

2つ目は雨の日に役立つ

雨の日に荷物を台車に載せると思います。ブルーシートをかけることで、雨から荷物を守ることができるので非常に便利になります。

ドライブレコーダー

配達をしていると急に人が飛び出してくる場合があります。

事故を起こした場合は、こちらに過失がなくても車両に乗っているという事で、飛び出した人間よりもこちらが不利になってしまいます。その際にドライブレコーダーがあることで、事故状況を立証できます。

2024年5月から取り付けが義務化されると思うので、早めに取り付けとくことをおすすめします。

まとめ

冒頭でも話しましたが、配達初心者の時は仕事を覚えることや流れをつかむことに必死なのでそれ以外の事に頭が回りません。

実際に私も最初は、てんやわんやでした。
そこで、事前に知っとくことで仕事の取り組み方が変わりますし、困ることが減ります!

今回挙げたアイテムは、私が配達の際に使用しているアイテムです。人それぞれよし悪しがあると思いますので、自分に合っている道具やアイテムを買い揃えて仕事に臨んでいただきたいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。では、配達してきます!

「宅配ドライバー」の仕事内容とは。

こんにちは、Hyです。最近、コロナが落ち着きつつある中、宅配業界は現在も好調を維持しています。夏に向けて、セールや繁忙期が始まります。現ドライバーの方々は今が稼ぎ時です!

今から始められる方も繁忙期を先に知っておけば後で楽になります。稼ぐにはやはり要領が重要になってくるので忙しさを知り、少しでも早く仕事に慣れ、要領をつかみ一日でも早く稼げるドライバーになりたいところですよね。

しかし、疑問の声もありますよね。

どこで配達するの?
宅配ドライバーって大変だよ?
宅配ドライバーってどうすれば稼げるの?
配達が早くなるにはどうしたら良いのか?

本記事ではそんな問題を詳しく解決していきます。

これから軽貨物を始める方や現役のドライバーの方もぜひ、参考にしてください。

それでは本文に入っていきます。

軽貨物の宅配ドライバーとは?

結論、「宅配ドライバー」とはみなさまの自宅に荷物を届ける仕事になります。

お客様が楽天やアマゾンのECサイトで商品を購入し、発注された商品を販売元の業者様が受注、梱包をし各配達される地域に送られていきます。

そうして、各大手配送会社に荷物が到着し各住所に仕分けされようやく私たち宅配ドライバーがお客様のおうちに配達するという流れになります。その流れがこちら↓

こういう流れで物流がまわっております。こうして、軽貨物の仕事が成り立っているのです。
Amazon様は少し違う部分もございます。

宅配ドライバーの仕事先(種類)

宅配ドライバーは主に委託会社と契約し、それから大手運送会社で業務を行う流れになっております。

不安があるかもしれないですが大丈夫です。聞きなれた大手運送会社ばかりです。

大手運送会社の種類

おおまかな運送会社はこちらになります。
どこの会社もルールが違いますが、配達という面ではどこも同じなのでルートを覚え、その会社のルールを知り、慎重に業務をおこなっていくことが重要になります。

宅配ドライバーの1日の流れ(1日の立ち回り方)


午前中の流れはこのような感じです。

午前

6:30~      起床
7:30~   配送センター到着
7:35~ 荷物を住所ごとに仕分ける         
8:00~    積み込み開始

8:45~    積み込み完了
9:00~ 現場到着・配達開始         
12:00  午前中指定の配達(時間に追われる)      

宅配ドライバーの1日は時間に追われながらの1日になります。一番の難点は時間指定があるという事です。この時間指定を攻略しつつ、配達を完了させるのは大変なことです。

最初のうちは尚更、大変です。時間指定を守れないドライバーは稼げるコースからどんどん外されていきます。

なので、最初のうちは時間指定を確実に優先的に終わらせていくことが重要になります。

では、午後はどうでしょう。

午後

12:00~14:30  
午前指定の配達分と
昼からの時間帯の配達を終えセンターに戻る

14:45~       
配送センター到着      
※この間に昼食をはさむ
そして昼から到着の分と夜の指定の荷物を積む

15:00~    
荷物を積み込んだら配送センターを出発

15:30~       
現場到着・再度配達開始

18:00~夜の指定の配達開始
19:0021:00    配達終了

早ければ早く帰れます
配送センターに戻り不在の荷物を返して終了

※1日の流れは一例です。

仕事に慣れることができれば、休憩時間や終了時間を自分のさじ加減で決めることができるようになります。

繁忙期や忙しい時はそのようなことは言ってられないですが、その分給料が増えます。

時間を決めるのも給料を増やすのも可能という事になります。自分次第ですべてが変わります。

配達の内容、効率化

配達の内容

1日の配達個数の平均が80個~150個が平均になります。

不在の場合は1日の個数にはカウントされません。カウントされるのは配達を完了した個数になります。

その中で時間指定の配達があり、

午前中・12時-14時・14時-16時
16時-18時・18時-20時
19時-21時・20時-21時

     の種類に分けられます。

時間指定はどの会社でも守るべきルールで、守らないとクビにつながることがあります。

この時間指定の荷物をいかに織り交ぜて配達することがスピードアップの最大の近道です。

効率化

配達において一番重要なのが↓
   「段取り」です。
これを無視するとすべての作業が、後手、後手にまわっていきます。

朝のセンターでの段取りが何より重要で、「現場に出てから考えればいいや」と思っている人は必ずミスをします。そして、配達が遅れていきます。

配送センターを出るのは遅くなっても大丈夫!

一日の段取り、配達の順番を先に決めておく。これが何より大事です。

積み込むときも必ずほぼ順番通りに!時間帯の荷物は自分で把握できるようなところに置いておく。

宅配ドライバーの収入

宅配ドライバーを始めるにあたって何より気になるのは収入ですよね。今回の記事で収入の内訳を教えちゃいます。

宅配の会社は収入形態を「個数×単価」で計算されています。中には日当や時給の会社もあります。

1日の個数平均が先ほど言った個数が相場で、単価の平均が130円~200円ぐらいが相場です。

その例がこちら↓

1日の収入            
130個×160円=20800円  

22日仕事した場合の収入
20800円×22日=457600円

計算するとこういう形になります。

この売り上げから、経費と月々の国民年金国民健康保険、税金が引かれて自分の手取りになります。

月の収入例

出勤日数 配達
単価
月の
配達個数
売上
22日 160円 3000個 48万円
国民年金
健康保険
税金 経費 手取り
月収
3万円 4万円 6万円 35万円
※税金、国民年金、健康保険は平均の年収から計算しております。あくまで一例です。

繁忙期の場合

出勤
日数
配達
単価
月の
配達個数
売上
27日 170円 4000個 68万円
※税金、国民年金、健康保険は平均の年収から計算しております。あくまで一例です。

国民年金
健康保険
税金 経費 手取り
月収
4万円 4万円 8万円 52万円
※税金、国民年金、健康保険は平均の年収から計算しております。あくまで一例です。

平均的な月収例と繁忙期の例を挙げてみました。これが差し引いた自分の手元に残る金額になります。頑張ればもっと金額は上がっていきます。

軽貨物ドライバーは個人事業主なので確定申告を自ら行い、国民年金国民健康保険税金を自ら納めないといけません。

それはまた別記事で解説していきます。

この仕事に慣れる事ができれば、生活に困る事がなくある程度の収入を得ることができるでしょう。

宅配ドライバーに必要なアイテム

続きましては、宅配ドライバーの仕事を始めるにあたって3つ必要なものがあります。

車両はこの仕事を始めるにあたり絶対に必要ですよね。車両がないのにどのように仕事を始めるかは、下の記事にまとめてあるので是非クリックし読んでください。

それと、台車も必須アイテムです。

なぜならマンションに入る際に台車がないと長い間、重量物を手で持っていないといけなくなるので疲れて仕方がありません。荷物をまとめて持っていくのにも最適です。

荷物の中にはお水や印刷物、精密機械など重量物があるので台車なしでは仕事はできないといえるでしょう!

スマートフォンも必ず必須といえるでしょう。
配達の際にほかの宅配ドライバーとの連携は必須ですし、なんといってもナビは必ず必要です。

配達時、場所がわからない時に必ず役に立ちます。個人的にはGoogleマップかゼンリンがおすすめです。

ほかの記事で最適のなGoogleマップの使い方を説明していくのでチェックしてみてください。

事務用品

  • ボールペン
  • ガムテープ
  • カッター
  • 軍手
  • 仮伝票、領収書
  • 伝票サイズのバインダー
  • カラーペン
  • 目玉クリップ(大から小まで)

この事務用品はあれば役に立ちます。配達の効率化にもなるのでぜひ始める際には100円ショップに行き集めるとよいでしょう!

これがあれば便利なもの

これがあれば問題なし!
必須といっても過言ではありません。

配達の効率化にもなりますし、もしもの時に役に立つはずです。これから始める方にどれもおすすめです。

そのアイテムをまとめた記事が↓になります。ぜひ、読んでみてください

まとめ

配達は「段取り」が重要といいましたがその通りです。

必要なものを揃えるのも、現場に出てスムーズに配達を行えるのも全て「段取り」によるものです。

それなくして、配達は早くなりません。同時に稼ぐこともできません。

なので、宅配ドライバーを始めて、困っている方もこれから始める方も段取りを意識してみてみるとよいかと思います。

そうすれば月収50万~100万円も夢ではありません。そんな例は多々あります。

自由も収入も自分の力量次第かもしれません

はじめまして

はじめまして、Hyです。

 

自己紹介させて下さい。

 

運送歴12年
(内訳:大手運送会社に3年在籍、大型ドライバー歴6年、軽貨物ドライバー歴3年)です。

 

この業界で、酸いも甘いも経験してきました。

その経験と為になる情報をこのブログで発信していきます!

現在は29歳で個人事業主として、大阪で軽貨物ドライバーをしております。

どうか見ていただけると幸いです!誰にも経験では負けてる気がしません!

関西出身在住なので関西弁になることがあると思いますが、よろしくお願いします。

 

軽貨物ドライバーを始める!(仕事内容、収入、1日の流れ)

こんにちはHyです。

まず、軽貨物の仕事というのは、荷物や商品を配送するサービスのことで、EC市場の急拡大に伴い、需要が年々増加しており、日本国内の軽貨物運送市場規模は、2020年に約7兆円に達しており、需要が拡大しています。軽貨物運送は今後も需要が高まると予想される分野であり、独立や副業のチャンスがある仕事です。

大まかな「軽貨物」という仕事の説明をしましたが、

「需要がある仕事っていうのはわかるけど、軽貨物ドライバーの仕事の内容ってどうなんだろう。」

と疑問が出てくるかと思います。

まず結論から、

荷物を預かりお客様に荷物を届ける仕事です。

それは知ってるけど、軽貨物ドライバー?配達の仕事って大変なんでしょ?

・働く時間が長い
・覚えるまでが大変
・力仕事であり肉体労働

ほらね。しんどいに決まってるし良い所を見たらいいように映るけど、始めてみたら大変っていうオチじゃん。

確かに世間のイメージやデメリットからすると大変な仕事というのは間違いないですが、そのイメージやデメリットを覆す仕事であることも事実です。

・稼げる人は稼げる
・働きたい時に働ける
・自由な時間ができる

・運動不足が解消され健康的
・手に職がつき生活に困らない

実際に、私もこの仕事を始めこなせるようになり、自信がつきました。

前置きが長くなりましたが、軽貨物ドライバーの仕事がどのようなものなのか詳しく解説していきます。

軽貨物ドライバーのお仕事概要

軽貨物ドライバーは、軽トラックや軽バンなどの貨物車両を使って、荷主に指定された配達先に荷物を届けるお仕事です。 軽車両で運べるようなサイズの荷物を運ぶため、身体への負担が少ないお仕事です。 例、宅配便。

軽貨物ドライバー、
通称貨物軽自動車運送事業になります。

個人事業主として開業し、業務委託(委託ドライバー)として働きます。仕事内容は請け負う仕事によって様々存在し、荷主(送り主)や軽貨物事業者と相談して自分の計画に合わせて仕事を選択し働くことができます。

委託ドライバーとして働く場合は給与としてではなく「報酬」として荷主や軽貨物事業者から支払われ「売上」として受け取る形になります

補足:基本的に
軽貨物ドライバー
    
配達員ドライバー・個人事業主(委託ドライバー)
※正社員としての契約の場合もある

必要な資格、独立開業の手続き

必要な資格

軽バンで配達する仕事なので
普通自動車運転免許があれば仕事ができます。

免許1つで仕事ができるため違反や事故をすると点数が無くなり、最悪の場合、免許の停止になりかねないので、この仕事を始めるなら細心の注意を払って運転しましょう

独立開業の手続き

軽貨物ドライバーの仕事をする際、ほとんどのケースで個人事業主(フリーランス)として開業をする必要があります。

1.最寄りの税務署で
 『個人事業の開業・廃業等届出書
            を提出します。

※軽貨物の仕事を始めてから1ヶ月以内に提出する必要があります。

2.軽貨物ドライバーの事業を開始するため

最寄りの運輸支局に
 『貨物軽自動車運送事業経営届出書
             を提出する。

※その際に軽バンを所有している方は黒ナンバー取得の手続きも同時に行えます。

これで晴れてあなたも軽貨物ドライバーの仲間入りです。

業務委託について

軽貨物ドライバーの仕事は委託会社
業務委託契約」を結び業務を開始します。

業務委託契約」は会社が業務を外部の企業や個人に委託する際に行う契約です。これを受けた側は、労働力ではなく仕事の成果を提供します。

会社員や派遣社員とは異なり、会社と雇用関係を結ばず、対等な立場で業務を遂行します。そのため、会社側から業務の進め方に対して、指揮命令を受けることはありません。

簡単に言いますと「1人社長」になり、委託会社から仕事を請け負います。自ら、確定申告を行い税金や国民年金国民健康保険の支払いを行います。メリットとしては、全て自分で行うので自由な時間は自分で決められます。

1人社長って大変そうに見えるけど、全部自分で出来るようになれば会社に縛られることなく生きていけるんだよね!

車両はどうすれば?

軽貨物ドライバーを始めるには、「車両」が必要になってきます。正社員と違い、車両もご自身で準備しないといけません。

車両を準備する方法は4つあります。

  1. 委託会社からリースする
  2. カーリースを利用する
  3. レンタルする
  4. 自分の車を持ち込む

詳しくまとめた記事を下のリンクから↓

こちらで詳しくまとめております。軽貨物ドライバーになるために大事な内容になっているので是非、参考にしていただければと思います。

軽貨物ドライバーの仕事種類

軽貨物ドライバーの仕事は様々で、

  • 宅配
  • 企業配
  • 単身引っ越し
  • スポット便とチャーター便
  • ネットスーパー
  • フードデリバリー

の仕事の種類があります。

一つ一つに特徴があるので、順番に仕事内容を解説していきます。

宅配

宅配とは、主に個人宅に荷物を届ける仕事です。

コロナの影響でネットで商品を注文するのが当たり前の時代になりました。お客様が楽天やアマゾン、その他ECサイトで頼んだお荷物をお客様の自宅に運ぶ仕事です。主にアマゾン様、佐川急便様、ヤマト運輸様、日本郵便様から仕事を請け負い配達を行います。

具体的にどのような荷物を運ぶかといいますと、封筒サイズから大きめの重い荷物(0㎏~30㎏)まで様々な荷物があります。大体は軽いものが多いです!

金額は荷物1個あたりの単価が決まっており、130円から250円まで案件により変動します。
 

 宅配の報酬形態

「荷物1個の単価×1日の配送個数」
が報酬となります。

例)荷物1個あたりの単価が160円で、 1日120件配達を完了した場合
       
    160×120=19,200円 
      
業務時間

例)
 6時半頃~21時頃
(休憩)30分~3時間

 7時半頃~20時頃

(休憩)30分~3時間

 17時頃~21時頃

※業務時間については個人差があります。

企業配

企業配は主に会社や店舗などに荷物を届ける仕事です。

配送する荷物は仕事内容によりますが会社の事務用品やスーパー、飲食店など店舗向けの荷物で、宅配と比べて大型の荷物が多く、配送件数は少く宅配に比べては早く終わる傾向にあります。主にアスクル様など。

報酬は荷物1個あたりの単価が決まっており、200円から700円まで案件により変動します。 

報酬形態  
      
「荷物1個あたり単価×1日の配送個数」が報酬となり
      

例)荷物1個あたりの単価が400円で、
  1日50件配達が完了した場合
     
    400×50=20,000円
                       
業務時間

例)
  7時頃~18時頃
(休憩)30分~3時間

※仕事内容により時間差があります。

単身引越し

単身引越しは一人暮らし方や近距離、長距離での引っ越し・配送をしたい場合に便利なサービスです。

基本的に「軽トラック(積載量350kg)、スタッフ1名(ドライバー)」のサービスのため、お客様からすると普通の引っ越しサービスより安く済みます。積む荷物は軽バンに乗るサイズぐらいの家具、段ボールなど。

近距離の場合、載らなかった荷物を往復(ピストン)する場合があるのでその時は運賃が上がります。時間の目安は2時間~5時間程度です。

報酬形態 

距離制運賃」や「積載量+距離」が相場になります。

距離制運賃

例) 20km 10,500円 
   30km 12,000円 
   40km 13,500円 
   50km 15,500円


積載量+距離

例)同一区内・隣接区
 ・ダンボール90個相当であれば
          11,800円~

 ・20km以内:ダンボール90個相当であれば
          14,300円~

 ・20km以内:ダンボール120個相当であれば
          23,800円~
                   
業務時間

例)
荷物の量によるが
搬入・搬出に要する時間60分~90分 
移動時間(距離によるが)30分~2時間 
一件、3時間~4時間で終わる                        

スポット便とチャーター便

スポット便」とは緊急で荷物を届ける必要が生じたときに利用されることが多く、単発の依頼が多いのも特徴です。指定された時間や配達先に荷物を運ぶ仕事のことを指します。

トラックで行けないような配達先に、スポット便を利用する場合もあります。

チャーター便」はスポット便と似たような便種ですが、少し違います。お客様が日時を設定し、車両を貸し切り、その時間内に荷物を受け取って配送までを行う仕事です。時間内であればお客様は何度でもご利用可能なサービスになっております。

チャーター便のメリットは、早ければ早く終了し帰れるのがメリットです。

報酬形態  

距離+時間制」が相場になります。

距離+時間制

例)  
   2時間貸し切りの場合 
       6,000円(~30km)
   3時間貸し切りの場合 
       8,000円(~40km)
   4時間貸し切りの場合 
      10,000円(~50km)                                        

ネットスーパー

ネットスーパーとは注文された食品や雑貨をスーパーが梱包し、その商品を積み込み、お客様のところまで届ける仕事です。主にイオンやライフ、様々なスーパーの配送があります。軽めの荷物がほとんどで、配達件数も1時間に5~6件と少ないです。仕事内容的には比較的にハードルが低く、始めやすい仕事となっております。

報酬は「配達単価×配送件数」で、一件あたりの単価が決まっており、400円から700円まで案件により変動します。時給や日当の場合もあります。 

報酬形態  

「配達単価×配送件数」


例)1件あたりの単価が500円で、
  1日35件配達が完了した場合
     
    500×35=17,500円

業務時間

例)
 10時頃~22時頃
(休憩)30分~3時間                                                  

フードデリバリー

フードデリバリーの仕事は注文された食品や飲料を店舗から配達先まで届ける仕事です。

自転車やバイクで配達するのが世間では広まっておりますが、軽自動車でも黒ナンバーを取得していれば仕事をすることができます。仕事の合間や仕事終わりにフードデリバリーをすることも出来ますし副業としておすすめです。

大体ですが、お昼時か夕ご飯時が狙い目になってます。逆に、その時間以外はオファーが少なくなっているのでマイナス点と言えるでしょう。単価の相場は500円~750円が相場になっています。

報酬形態  

「単価×配送件数」


例)1件あたりの単価が500円
  4時間で10件の配達した場合
  
     
    500×10=5000円

例)
 10時頃~13時頃
 17時頃~20時頃                                               

軽貨物ドライバーの平均月収、年収

軽貨物ドライバーの仕事の中でも、様々な仕事内容がある事がわかっていただけたかと思います。そこで気になるのはどれぐらい稼げるかになってきますよね。

早速ですが、
平均の手取り月収が25万円~50万円
平均年収が450万円と言われております。

経験を積み、慣れてきたら月に70万、80万と稼ぐ方もいらっしゃいます。私も実際にそのぐらい稼ぐことが出来ました。体力仕事でありますが、夢があり実績のある仕事です。

実際にどんな人が向いてる?どんな人におすすめ?

ここまでは軽貨物という仕事の大まかな全体像を紹介してきました。では、実際にどんな人が向いてるでしょうか。

向いてる人
  • 稼ぎたい
  • 団体行動が嫌い
  • 運転が好きな方
  • 自分で段取りを決めて仕事をしたい
  • 1人で仕事をするのが好きという方
  • 体を動かすのが嫌ではない
  • コミュニケーションができる
  • ミスしてもあきらめず立て直しができる人

あなたはどれだけ当てはまりましたか。多く当てはまっていた人は軽貨物ドライバーに向いている方です。自分でもチャンスがあると思ったらチャレンジするべきです。私がおすすめします。では、逆に向いてない人とはどのような人でしょう。

向いてない人
  • 自分に甘い
  • 時間にルーズ
  • 体力に自信のない
  • 臨機応変に対応できない
  • この仕事をなめている

この仕事は配達員であると同時に個人事業主という職業なのです。

というのは、自由であることで時間や仕事の裁量を自分で決めることができるので、一見、自由という言葉が先行してますが、裏を返せば全て自己責任になるという事です。なぜなら、時間に遅れると仕事がなくなる可能性がありますし、自分に甘ければ、任された配達量を完了できず収入が減ることにつながるからです。

要は自由の代償が返ってくるという事ですね。

少しでも当てはまった方、軽貨物ドライバーの仕事をするなら見つめなおすのも一つの手かもしれません。

まとめ

まとめになりますが、軽貨物ドライバーの仕事というのは配達員であり、個人事業主であるということを話しました。

この仕事が身につけば困ることのない職業だと思ってます。

未経験者には各委託会社で配達ができるまでの手厚いサポートが充実しているところが多いです。

興味がある方は今から始めてはいかがでしょうか。