「軽貨物と運送」の今までとこれから

軽貨物・トラック・ドライバー

「宅配ドライバー」の仕事内容とは。

こんにちは、Hyです。最近、コロナが落ち着きつつある中、宅配業界は現在も好調を維持しています。夏に向けて、セールや繁忙期が始まります。現ドライバーの方々は今が稼ぎ時です!

今から始められる方も繁忙期を先に知っておけば後で楽になります。稼ぐにはやはり要領が重要になってくるので忙しさを知り、少しでも早く仕事に慣れ、要領をつかみ一日でも早く稼げるドライバーになりたいところですよね。

しかし、疑問の声もありますよね。

どこで配達するの?
宅配ドライバーって大変だよ?
宅配ドライバーってどうすれば稼げるの?
配達が早くなるにはどうしたら良いのか?

本記事ではそんな問題を詳しく解決していきます。

これから軽貨物を始める方や現役のドライバーの方もぜひ、参考にしてください。

それでは本文に入っていきます。

軽貨物の宅配ドライバーとは?

結論、「宅配ドライバー」とはみなさまの自宅に荷物を届ける仕事になります。

お客様が楽天やアマゾンのECサイトで商品を購入し、発注された商品を販売元の業者様が受注、梱包をし各配達される地域に送られていきます。

そうして、各大手配送会社に荷物が到着し各住所に仕分けされようやく私たち宅配ドライバーがお客様のおうちに配達するという流れになります。その流れがこちら↓

こういう流れで物流がまわっております。こうして、軽貨物の仕事が成り立っているのです。
Amazon様は少し違う部分もございます。

宅配ドライバーの仕事先(種類)

宅配ドライバーは主に委託会社と契約し、それから大手運送会社で業務を行う流れになっております。

不安があるかもしれないですが大丈夫です。聞きなれた大手運送会社ばかりです。

大手運送会社の種類

おおまかな運送会社はこちらになります。
どこの会社もルールが違いますが、配達という面ではどこも同じなのでルートを覚え、その会社のルールを知り、慎重に業務をおこなっていくことが重要になります。

宅配ドライバーの1日の流れ(1日の立ち回り方)


午前中の流れはこのような感じです。

午前

6:30~      起床
7:30~   配送センター到着
7:35~ 荷物を住所ごとに仕分ける         
8:00~    積み込み開始

8:45~    積み込み完了
9:00~ 現場到着・配達開始         
12:00  午前中指定の配達(時間に追われる)      

宅配ドライバーの1日は時間に追われながらの1日になります。一番の難点は時間指定があるという事です。この時間指定を攻略しつつ、配達を完了させるのは大変なことです。

最初のうちは尚更、大変です。時間指定を守れないドライバーは稼げるコースからどんどん外されていきます。

なので、最初のうちは時間指定を確実に優先的に終わらせていくことが重要になります。

では、午後はどうでしょう。

午後

12:00~14:30  
午前指定の配達分と
昼からの時間帯の配達を終えセンターに戻る

14:45~       
配送センター到着      
※この間に昼食をはさむ
そして昼から到着の分と夜の指定の荷物を積む

15:00~    
荷物を積み込んだら配送センターを出発

15:30~       
現場到着・再度配達開始

18:00~夜の指定の配達開始
19:0021:00    配達終了

早ければ早く帰れます
配送センターに戻り不在の荷物を返して終了

※1日の流れは一例です。

仕事に慣れることができれば、休憩時間や終了時間を自分のさじ加減で決めることができるようになります。

繁忙期や忙しい時はそのようなことは言ってられないですが、その分給料が増えます。

時間を決めるのも給料を増やすのも可能という事になります。自分次第ですべてが変わります。

配達の内容、効率化

配達の内容

1日の配達個数の平均が80個~150個が平均になります。

不在の場合は1日の個数にはカウントされません。カウントされるのは配達を完了した個数になります。

その中で時間指定の配達があり、

午前中・12時-14時・14時-16時
16時-18時・18時-20時
19時-21時・20時-21時

     の種類に分けられます。

時間指定はどの会社でも守るべきルールで、守らないとクビにつながることがあります。

この時間指定の荷物をいかに織り交ぜて配達することがスピードアップの最大の近道です。

効率化

配達において一番重要なのが↓
   「段取り」です。
これを無視するとすべての作業が、後手、後手にまわっていきます。

朝のセンターでの段取りが何より重要で、「現場に出てから考えればいいや」と思っている人は必ずミスをします。そして、配達が遅れていきます。

配送センターを出るのは遅くなっても大丈夫!

一日の段取り、配達の順番を先に決めておく。これが何より大事です。

積み込むときも必ずほぼ順番通りに!時間帯の荷物は自分で把握できるようなところに置いておく。

宅配ドライバーの収入

宅配ドライバーを始めるにあたって何より気になるのは収入ですよね。今回の記事で収入の内訳を教えちゃいます。

宅配の会社は収入形態を「個数×単価」で計算されています。中には日当や時給の会社もあります。

1日の個数平均が先ほど言った個数が相場で、単価の平均が130円~200円ぐらいが相場です。

その例がこちら↓

1日の収入            
130個×160円=20800円  

22日仕事した場合の収入
20800円×22日=457600円

計算するとこういう形になります。

この売り上げから、経費と月々の国民年金国民健康保険、税金が引かれて自分の手取りになります。

月の収入例

出勤日数 配達
単価
月の
配達個数
売上
22日 160円 3000個 48万円
国民年金
健康保険
税金 経費 手取り
月収
3万円 4万円 6万円 35万円
※税金、国民年金、健康保険は平均の年収から計算しております。あくまで一例です。

繁忙期の場合

出勤
日数
配達
単価
月の
配達個数
売上
27日 170円 4000個 68万円
※税金、国民年金、健康保険は平均の年収から計算しております。あくまで一例です。

国民年金
健康保険
税金 経費 手取り
月収
4万円 4万円 8万円 52万円
※税金、国民年金、健康保険は平均の年収から計算しております。あくまで一例です。

平均的な月収例と繁忙期の例を挙げてみました。これが差し引いた自分の手元に残る金額になります。頑張ればもっと金額は上がっていきます。

軽貨物ドライバーは個人事業主なので確定申告を自ら行い、国民年金国民健康保険税金を自ら納めないといけません。

それはまた別記事で解説していきます。

この仕事に慣れる事ができれば、生活に困る事がなくある程度の収入を得ることができるでしょう。

宅配ドライバーに必要なアイテム

続きましては、宅配ドライバーの仕事を始めるにあたって3つ必要なものがあります。

車両はこの仕事を始めるにあたり絶対に必要ですよね。車両がないのにどのように仕事を始めるかは、下の記事にまとめてあるので是非クリックし読んでください。

それと、台車も必須アイテムです。

なぜならマンションに入る際に台車がないと長い間、重量物を手で持っていないといけなくなるので疲れて仕方がありません。荷物をまとめて持っていくのにも最適です。

荷物の中にはお水や印刷物、精密機械など重量物があるので台車なしでは仕事はできないといえるでしょう!

スマートフォンも必ず必須といえるでしょう。
配達の際にほかの宅配ドライバーとの連携は必須ですし、なんといってもナビは必ず必要です。

配達時、場所がわからない時に必ず役に立ちます。個人的にはGoogleマップかゼンリンがおすすめです。

ほかの記事で最適のなGoogleマップの使い方を説明していくのでチェックしてみてください。

事務用品

  • ボールペン
  • ガムテープ
  • カッター
  • 軍手
  • 仮伝票、領収書
  • 伝票サイズのバインダー
  • カラーペン
  • 目玉クリップ(大から小まで)

この事務用品はあれば役に立ちます。配達の効率化にもなるのでぜひ始める際には100円ショップに行き集めるとよいでしょう!

これがあれば便利なもの

これがあれば問題なし!
必須といっても過言ではありません。

配達の効率化にもなりますし、もしもの時に役に立つはずです。これから始める方にどれもおすすめです。

そのアイテムをまとめた記事が↓になります。ぜひ、読んでみてください

まとめ

配達は「段取り」が重要といいましたがその通りです。

必要なものを揃えるのも、現場に出てスムーズに配達を行えるのも全て「段取り」によるものです。

それなくして、配達は早くなりません。同時に稼ぐこともできません。

なので、宅配ドライバーを始めて、困っている方もこれから始める方も段取りを意識してみてみるとよいかと思います。

そうすれば月収50万~100万円も夢ではありません。そんな例は多々あります。

自由も収入も自分の力量次第かもしれません